節分、豆
仕事から帰って、夜、豆を持って外に出て
「鬼は~外」と思いのほか大声になった自分の声に
自分で驚き、「おには~そと・・・」 とひっそりと
しきりなおします。
「福は内」は忘れてしまったが、鬼に去ってもらった
だけでもよしとします。
自分の年の数だけ食べるのは、ここ何年かですでに
あきらめたけど、コーヒー豆なら淹れてしまえば
豆の数は軽くクリアですからコーヒーをいただく
といたしましょう。
ニカラグアのお豆はマラカツーラと
いう品種で大粒なので数えるのも楽勝です。
まだどんどん年とれるわ。
コーヒー好きのベートーベンは1杯淹れるのに
60粒のコーヒー豆をきちっと数えていたそう。
明日は立春。
大ぶりのお豆ちゃんのわりに
焙煎しているときから甘くかろやかな香りに、
寒いけど季節は春に近づいているのだわと
思ったのでした。
やっぱり今から「福は内」をします。