せっかく来たんだから
用事があって上京したのでした。
上京とは「地方で暮らす人が都へ行くこと」だが、
いつも用事がある場所だけしか行かないで、
都からとっとと引き上げます。
今回は時間が結構あったので、
せっかく来たんだから方式で気になるところに
行くことにしました。
まずは清澄白河のブルーボトルコーヒーへ。
もう落ち着いたころやろと踏んでいたが、
まったく落ち着いてませんでした。
コーヒーを飲むために並ぶことは普通はしません。
1時間以上も待つなんて無理。みなさんすごいな。
コーヒーってなんのために飲むんだろう。
結構寒いな。冷えるな。帰ろう。
と思ったら警備の方が豆やグッズのみはこちらから
と誘導されたため、そうしようと
豆と、勢いでやたらに高いグラノーラを購入しました。
逃げるように1枚だけパシャリ。
お店に活けてあった桜はもう咲いてるころでしょうか。
でもやっぱりコーヒーが飲みたくて少し歩いて
近くのオールプレスエスプレッソへ。
店を出て遠くに見えるスカイツリーを眺めながら
外でいただきました。
駅へ向かう途中、青い瓶を見ると
まだたくさんの方が並んでます。
ごくろうさまです。
都で買ってきた豆を地方でいただくことにする。
種類を試したかったけど100gはないと言われたので、
200gのブレンド ’’スリーアフリカンズ’’。
甘い香りのする、紅茶のように軽くさわやかな
果実の風味際立つ「浅煎り」のコーヒーでした。
ちなみにピスココーヒーでは100gから販売してます♡
2つめの気になるところへ。
巣鴨のゴローへ。正直私はよく知らなかったのですが
登山者あこがれの靴屋さんだそうで、履いてる人を
山で見かけてかっこいいなと思っていたのです。
「今お客さん少ないから、買わなくてもいいから
足みてみようか」と言われ、いろんな角度から
足を計測。靴下のこの部分よく穴あくでしょと
当てられ、長きにわたり疑り深く生きてきた私も
まったく素直な女になったものです。
決してお安くはないけど、足を入れた瞬間
もう買うことは決めてしまってました。
それほど足に吸いつく感じで、気持ちいい。
迷ったのは色だけ。濃い茶にしました。
受注生産となるから出来上がるのは5月半ば。
それまで軽くなった財布を少しでも取り戻すため
働くことにします。
今回の上京前、少なくとも5人から
「最近いろいろ物騒だから気をつけて」と
言われました。テロ、災害、ウイルスなど
確かに穏やかではありません。
世界の行く末は大変気がかりですが
とりあえずは自分の身だけ心配することにしました。
無事戻れたので、心配してくれた地方の方へ
都みやげを。
ごまたまごはもう飽きたと地方の人も言うので
今回はすいーとぽてたまご。うん。都らしい。
少し深煎りの豆と合います。
先週の東京は寒波にあたり、帰福してから
風邪をひきました。
物騒な都会からは身を守れたというのに。
抜かりました。
春です。桜だ。環境はおそろしいほど変化ありませんが、
4月だからとりあえずウキウキすることにします。
ホテル近くのアウトドアビレッジ。
ドアをアウトしましょう。