やるときはやる
プロっぽいことも時々、いやたまに、
気が向いたらやります。
つまりあんまりやらない。
いつも焙煎した豆は、ドリップやプレスなどで
テイスティングします。
今日はサンプリング用の焙煎豆をいただだいたので、
久しぶりにやってみようと思います。
(なんと、やり方はわかるのです、私。ぶひっ)
厳格にやろうとするとめんどくさいので
やってる自分に酔いしれるくらいの中ぐらいな
感じでやっていきます。
何事も少ない労力で達成感を味わうのが信条です。
洗い物も少ないほうがいいので、1カップでやります。
まずはドライという挽いた豆を鼻をカップにくっつけて
ぎゅいーんとつけて嗅ぎます。
ぶひっと吸うと鼻に微粉が入って酔いしれるどころか、
気持ちがなえてしまうので注意です。
カップの上部を手で覆いながら嗅ぐと
なんかできる感じが演出できます。
次に決まった分量お湯を注ぎます。
この状態をクラストといいます。
やっぱり鼻をこれでもかと近づけ嗅ぎまくります。
私はこの時点で距離感を誤り、鼻になんかついてるよ
状態に80%くらいなります。
タイマーで4分。
次はカッピングスプーンで3回ほど下からすくうような
感じで混ぜます。ブレイクといいます。
鼻は近づけたままです。
年ととるほどむせる確率が増える気がします。
が、まだ大丈夫。
スプーンを使って液体表面のアクや浮いた豆の粉を
取り除いたら、さあすすりましょう。
最近はテレビでもそのシーンがうつることもあるので
ご存じの方も多いかもしれませんが、
うまく吸えれば「ピュィー」というなんだか
プロのような音が出ます。
別に道具がなくても自宅で簡単にできるのですが、
道具は気持ちを上げます。
お店でコーヒーを頼んだとき、マイカッピングスプーンで
ピュィッーと吸ってみるのもいいでしょう。
きっと強くなれます。
本日のテイスティング。
パナマ→いよかんっぽい。柑橘系。
コロンビア→ピスタチオの味がする。ナッツ系。
インドネシア→バターケーキっぽい。甘い系。
ざっくりしてるがよし。
コンパスを譲り受けました。
山へ行ったとき、地図の上にこれを置き見てたら
きっとできると思われるな。
Nって北でしたよね。
道具って楽しいなぁ。