金沢 びびり旅2日目、そして3日目
降りはじめた雪の中、徒歩で金沢21世紀美術館へ向かいました。
お皿に節操なく洋食も和食ものせ、朝食バイキングをたくさん
いただきましたから歩かねばいけません。
外と無料ゾーンは9時からなので、10時の展覧会ゾーンが
開くまで建物をぐるりと巡りながら作品鑑賞。
おー寒。
アートよりも暖をとるため、超早歩きで1周回って中へ。
展覧会ゾーン以外もとても楽しい。
写真を撮っていいとこも多い。
「雲を測る男」
雪でオール雲なので、雲が測れず「今日は冷え込むぜ」
と聞こえました。
ギャラリーにロッキングチェアが並んでて
みんな寝ていらっしゃる。わざとなのか。わかりません。
あとはたたずむ私だけしかここにはいません。
ならばと、びびりながら撮り逃げいたしました。
ほとぼりがさめて戻り、おわびに自分を撮りました。
ほんとうに一人のときの自撮りは、意外に恥ずかしい
ってことに気付く。
次はすぐ近くの兼六園へゴー。
雪が降ってるうちに「雪吊り」見てやる魂胆です。
積もるような雪ではなく、ただただ寒かったです。
行ったという達成感はある。
兼六園下ったとこにある石浦神社に参拝。
御朱印待ってる間、巫女さんに「観光ですか」
とせっかくお声かけていただいたのに、
なんか一瞬頭の中ぐるぐるして間があき
「あっ、まあ」とか言って堂々としてなくて
やっぱりこなれてない自分がくやしい。
会話をやりなおしたい。
あったまりたい。体になにか温かいものを・・・
おふ料理いただきました。
おふは熱々のままよくかまずに飲み込むと
のどがえらいことになります。
ひとりでもだえるわけにもいかず、何事もない自分を装いました。
‘ふ’ ファンになりお土産にも「おふ」を買いましたよ。
ふふふ。
食べたらいったんホテルに戻り、身軽になって
ひがし茶屋街へ。
なんかちょこちょこ買う。日も暮れてきたので
ホテルへ戻ります。
休憩して、頼まれていたお菓子をまとめ買いするため
金沢駅に。かわいいお菓子が多いこと。
夜ごはんはホテル近くのデパ地下で買ったお惣菜と、
スタバでチェリーパイをお持ち帰り。
持参したコーヒー、グアテマラと。
最終日、ホテル近くの長町武家屋敷跡を散策。
朝早いので、歩いてる人も少なく
「御免」「殿!」「恐悦至極に存じます」とか
ぶつぶつ言いながらひとり遊びをしました。
早めのお昼はまたおふ料理。
気に行ったら何度も食す傾向があります。
ふーふー言いながらいただきました。
チェックアウト後荷物預けて、出発まであと1時間ちょっと。
今日は青空が見えてます。
行くしかないと再び金沢21世紀美術館へ小走りで向かいました。
無料ゾーンだけ。
今日は測れてます。
そして一番上の「タレルの部屋」。部屋には私一人。
時間の許す限り天井見上げてました。
ミュージアムショップで最後の買い物。
ホテルへ戻り、フロントの方から奪うように
荷物を受け取り、小松空港行きのバスへ滑り込みました。
帰りはピューッと飛行機で帰福しました。
帰りの飛行機の機内誌で見てハイビスカス味が気になり
どうしても買いたくなったので買いました。
国内線の買い物は目立つ上に、
「今なら747のマグネット選べます」と言われ注目の的です。
「わぁ、どれにしようか」と楽しげにふるまった自分に
ちょっとびびりでなくなったことに気付いたのでした。
今回ほんとは行きたかったコーヒー屋さんのある能登半島まで
足を運ぼうと考えてましたが、曜日と時間があいませんでした。
次の楽しみができたってもんです。
何が変わるわけでもないけど、
生活してるところからたまに離れると、
考えすぎていたこともまっいっかと思えます。
ひとりでもひとりじゃなくても。
〈 金沢みやげ 〉