おさかなvs猿
少し遅れて、連休とって母の日の別府旅行へ。
別府とか小学校の修学旅行で地獄めぐり行った記憶があるくらいで、
選択が渋いねと周りに言われました。そうでしょうよ。
なぜか父もついてきたけど…
2日目、うみたまごに行って、水槽の魚を見て
「昨夜食べた関アジじゃない?おいしそうね」と母娘でおさかなさんに
うっとり。(父は一心不乱に微動だにしないうつぼやさんごを
ビデオに撮っていました)
母が「この際、高崎山に行きたい」と言ったので、
うみたまごから連絡歩道橋を歩いて反対側のお山へ行くことに。
そして思い出したのです…地獄めぐり以外の別府の記憶を!
小さいときに家族で高崎山に行った過去が私にはあることを。
〜以下、そのときに書いたであろう日記〜
今日、おとうさんとおかあさんといもうとで高崎山に行きました。
リュックサックからおやつを取り出したら、猿がわたしの肩にのって
おかしをもっていって、たべてしまいました。
かなしかったです。
以上、日記より抜粋(たぶん)
持参したおやつ、しかも、チロルなんかのサブでなく
ワンランク格上のメインのスナック菓子を猿に奪われ、
わんわん泣いていたら母に「あんたがそんなとこで食べよるけんたい」と
奪われた上に怒られもしたことを。
当然「行きたくない」と私は言いましたが、目を合わせなければ大丈夫と
十分すぎる大人なのに、親に諭され高崎山へ向かいました。
さるっこレールというロープウェイ券と入園料を買い、乗り込みました。
ロープウェイの中、関東から観光中のご夫婦が車内から何頭か見えた
子猿たちに「かわいい〜♡」と声をあげても、
「いまのうちだけよ、今にあの凶暴な飢えた猿のえじきとなるのよ」
と心の中でつぶやいていました。
食べ物は持たず、バッグもしっかり持って、かかってきなさいと山頂へ。
オサルと目があいそうになると、片思い中の中学生のように不自然に
目をすーっとそらしていましたが…
あれれ?
もうめちゃくちゃかわいかったのです。こざるちゃんたちの動きに
めろめろ夢中で撮らせて〜とおっかけまくりでした。
園のスタッフさんが言うには何年か前、猿用のエサの販売をやめてから
観光客から持ち物を取り上げることはなくなったとのことでした。
猿が人の広げた股下をくぐるとその人にいいことがあるらしく、
股を大きく広げウェルカム状態だったのに
1頭もくぐってくれませんでした。
ビデオを一心不乱に撮っていた父の股下を2回も猿がくぐったのに、
それさえ気づかず、ビデオを撮り続けた父に腹が立ちました。
広げた股はどうしてくれるんだ。
でも旅行のメインイベントだった昨日のお昼の地獄蒸し(60分待ち)
よりも意外によかったのよー。
お魚もおさるさんもいい☆
そして家に着くと、おうちがいちばんとやはり渋い言葉を言うのでした。