かきにおびえる

牡蠣を食べるためカキ休暇をとりました。

・・・

休みだから、糸島の牡蠣小屋へ。

牡蠣と牡蠣の間にさっぱりと口直ししようと

おうちから漬物準備するほど前日からそりゃ楽しみに

してました。

平日なので並んで待つこともなく、磯の香りが充満する店内へ。

座ったテーブルの左横の夫婦の牡蠣爆発にびびり、

右横の母娘さんのとろけるチーズ持参の牡蠣のせに感心したり、

炭火網の上から逃亡を図るエビをお箸で押さえながら、

一盛1000円の牡蠣を一人づつたっぷりいただきました。

大変満足し、店の外に出ますと友人が

「私さ、しっかり焼けてない生（なま）食べたかもしれん、

大丈夫かいな」と言い出しました。

うちの父は昔牡蠣にあたり七転八倒したと確か言ってました。

友人も「知人が最近、牡蠣にあたって会社休んだとよね」とか

言い出しました。

焼き過ぎて縮んだ牡蠣なんて牡蠣小屋まで来てありえん、

それにしてもバリうまやねーハハハと、ポン酢汁をすすり、

スピーディーに次々と炭火からおろして食べていたついさっき。

弱々しい笑いで「大丈夫よ・・」と返す。

車の中で２人して調べると、発症するまで潜伏期間があって

あたるのは24時間から48時間後とのこと。

あたったら会社休むことになるよね、運転途中にきたら

やばくない？、休むときはやっぱり牡蠣にあたったと

正直に話すべきよね、そもそも連絡できるレベルの苦しみじゃ

ないんじゃ、とか不安が止まりません。

その後縁結びのお参りに行ったはずの白山神社で

「どうか牡蠣にあたりませんように」とお願いし、

おにぎりは入らんけどパンなら食べれると思わん？ハハハと

車中でパンを買い食いすることで不安に目を背け、

家路につきました。

その後のメール。

「家着いたとたん雨降り出したよ、私たちついてるけん

きっと大丈夫やね」

「Ｂ型は牡蠣にあたらんらしいよ」

「今日行った雷山千如寺、去年も同じ日に行っとた！

偶然～、大丈夫ね」

「朝お茶買ったマルキョウの駐車場で100円拾った」

全然大丈夫じゃないやりとりです。

こうなったら自分だけでも助かろうと

そういや整腸作用もあると言われているわねと

コーヒーをたくさん飲んでます。

昨日から約32時間、

潜伏期間があけるまでもう少し。

もう寝ます。おやすみなさい。

雷山千如寺悲王院、今週末が紅葉の見ごろでしょう